転職するということは、何より先に退職計画を立てることは社会人としてのマナー・ルールになります。
自己都合においては、会社や部署の都合もありますから、スカウトされたから辞めます、新しい仕事が見つかったから辞めますとはいかないものです。
業務の引き継ぎのみならず、後任者や人材不足の穴埋めの求人を募集しなければなりません。
上司に意思を伝えるよりも先に、プロジェクト終了時に合わせる、繁忙期を避けることを考慮します。
営業求人に目星をつけたとしても、第一に家族に相談しましょう。
もしも、任せられているプロジェクトがあるなら、関わりが深いなら、後任者を決め、引き継ぎ用の資料作成や、後任者と話し合いをしましょう。
そもそも、そこまでして転職する理由があるとすれば、やはり給料を上げたい考えではないでしょうか。
キャリアチェンジはもちろん、同職種で給料を上げたい方もいるはずですが、『叶いやすい』業界・職種に注目した求人情報をチェックしましょう。
もとから給与水準が高いのは、大手商社や製薬・医療機器メーカーなどで、営業求人も豊富に揃っています。
製薬会社でも自社の薬の安全性を営業力でしっかりアピールしなければなりません。
また、営業求人といえば『インセンティブ』でしょう。
家などが売れたら儲ける不動産業界をはじめ、契約を取ってくるのが難しいといわれる保険業界などの営業求人、それだけに『業績給』は期待以上とも謳われています。
ですが、用心したいのはインセンティブの割合が高いだけに、基本給は意外に低いことで、個人業績に強みのある者ならば安定でしょうが、収入が不安定になる可能性は否めず、できるならば、経験を積むまでは安定を考え、後に、インセンティブのある企業へ転職するのも安心できるでしょう。
他には、BtoB分野でシェア率が高い企業もありますから、個人営業のみならず、法人営業などへもくら替えしてもいいかもしれません。
どちらにしても、後始末だけは抜かりなく行いましょう。
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